2024年は怒涛の幕開けでしたが、皆様平常心でお過ごしでいらっしゃいますでしょうか
SNSやネットの発達によって、出来事が可視化される機会が増大していますので、
いままでも一定数の不幸な出来事は起きてはいたのですが、写真や動画、その場にいた方の声を耳にする目にすると、今まで以上によりリアルに心に響いてきたり、目から耳からしっかりとその現状を見聞することで何らかの衝撃を受け、心が疲れてしまうことがあります。

ネットが発達する前は、テレビのニュースや新聞報道、週刊誌報道などで一人の記者を通じての現地の方のインタビューや状況説明をただ一方的に受け取る、タイミングが合わなければそこに向き合わないで、見ないでいられることもありました。
今や、情報が双方向に行き来していますので、正しいものもあればフェイクも混ざって、
そしてそれぞれの立場からの思いや声も入りながら流れていくものを一瞬でも目にしたり、
あなたの意思で立ち止まってそれに目をやったり、常に情報の取捨選択に頭の中が忙しい状況です。
物事のHow toなどを知りたいときには誰かがネットの中で教えてくれているので、非常に役に立つことも多いのですが。。。
ですのであなたにとってのネット情報の利用の仕方を今一度確認して、調べものだけに特化するとか、気分が安定しているときだけ見るとか、
心が疲れてしまうなら「見ない」という選択も大切だと思います。
私は比較的情報を掘り下げてみてしまいますし、気になったことはさらに検索をして調べてしまう方です。
それが悲しいニュースであっても、掘り下げてしまうことがあります。
もちろんそれぞれの方があげていらっしゃる声に同情したり、同調したりすることもあるはあるのですが、
「私はその場所にいまいない」とあえて今自分が置かれている場所を再認識して、
情報の一つとしてそれらを見聞きしますので心がどっぷり持っていかれることはあまりないかなと思います。
他者の気持ちに巻き込まれないという経験値は電話相談のお仕事で自然と習得していったのかもしれません。
巻き込まれてしまったら偏ったメッセージをおろしてしまうことになりますので、できるだけその方の意識や思いを俯瞰で見るようにしています。
お客様のご相談を聞かせていただいているときにも、時折自分の経験とリンクしてしまうこともあるのですが、
電話(アプリ)というツールを介して、そのお客様との一定の距離感が保たれていることを再認識し、状況と立場の違いに意識を向けると、気持ちを持ってかれてしまうことはありません。
とはいえ、数千件に1回くらいはその方の気持ちがここちらにぐわーっと入ってきて、一緒に泣いてしまいそうになったことも過去にはあるのでが。。。
今、気の毒な状況に置かれていらっしゃる方は沢山いらっしゃいますし、そこに思いを馳せてしまう方もいらっしゃるでしょう。
一緒に悲しい気持ちになって落ちてしまうのではなく、今あなたがいる場所からその方たちに何ができるかを考えてみませんか。
その土地の名産品を購入して応援するのでもいいし、今日飲もうと思っていたコーヒー代を応援支援金の募金として送るのでもいいです。
ゆくゆく復興が始まりボランティアの募集があれば現地に行ってお手伝いをしようと思うのでもよいかと思います。
とにかく応援の気持ちで、できることで支えていくお気持ちに切り替えられてみてください。
お酒やお味噌を買おうかなと思われたら、その土地のお酒やお味噌を買ってみるとか、スーパーででもちょっとラベルを確認してみられてくださいね。
安心安全な場所で過ごしているのが決して悪いことではありませんよ。
みんなで自粛して暗い気持ちになるのではなくて、できる方は経済を回していくことも大切かなと思います。
優しい人だからお気持ちが巻き込まれてしまうこともあるでしょう。
でも巻き込まれすぎず、あなたができることで応援をしていきましょう☆
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